SMランド
【SadoのSM小説】
第十一章
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
並木会長暗殺計画
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「何故」
「貴方は、まだ組織の為に、やるべき事がたくさんあるわ。ここは私が防ぐ」
「何故だ」
「総統の命令なの。貴方を生かすためには、私に死ねと」
「そんな」
「行って」
拳銃を構えている。
「行きなさい」
「わかった」
愁蘭は下田中佐の足音を待つ。岩の窪みに隠れる。
追ってくる下田中佐の足も止まる。
壁に張り付いて進む。
いきなり愁蘭が、岩の窪みから短剣で切りつける。
肩をかすめるが、膝蹴りを喰らって、一回転して、受身を取り、拳銃を撃つ。
膝をかすめるが、下田中佐の拳銃は、肝臓を撃ちぬいていた。
下田中佐は、よろめいたが、そのまま持ち直して亮を追いかける。
一人と解って、亮も曲がり角で待伏せる。
亮にも、殺気は殺せない。
下田中佐も、壁にへばり付く。
亮は下田中佐の腕を掴む。下田中佐は亮の股間を蹴る。亮は崩れない。亮は下田中佐の首をへし折る。同時に下田中佐も亮の心臓を撃ち抜いていた。
ここまでが総てであった。
その後、大木中尉は残った四名の隊員と、回転の操縦員の六名で、基地内を検証し、下田中佐以下、隊員十八名の遺体を収容して、回転119で瑞鶴に戻った。
大木中尉は全員抹消したつもりだが、M18号とM4号は、亮の後から、亮と、愁蘭と、下田中佐の遺体を確認して、40号の様に脱出した。
テロ組織の、隊員の遺体は日本の警察に任せた。
結果、N78号孫石流が、続橋亮であることが判明した。
弱気の麻留総理が、抗議を含めて、第二日本帝國を訪問した。
並木も、あすか女王も対応せず、宰相になった、僅か二十六歳の納見が対応した。
麻留総理は、納見にまったく歯が立たなかった。
だが日本の世論は、主権の侵害と言いながらも、市民を、恐怖のどん底に陥れる孫石流らを、葬ってもらった事に、安堵の方が本音報道である。
後日、三階級特進、故下田香奈中将の国葬が行われた。
下田中将は命に代えて、江崎の後継者を守った。そして江崎の一番危惧する孫石流(亮)を執念で葬った。
葬儀委員長は、江崎自身が行った。
日本からも、殺された女性、被害を受けた女性の家族も参列した。
成田に戻った高崎尚美の父親は、娘を精神異常にされた。あまりにも無残極まりない強姦であった。(第十章刺客養成所参照)
マスコミに涙ながらに語った。
「日本の警察は何もしてくれませんでした。下田中将には、両手を合わせてありがとうございます。それ以外何もございません」
第二日本帝國は、親衛隊の柱と、優秀な隊員の一割を失った。だがテロ組織もN78号他、古参の隊員を多く失った。
特に、亮N78号と、愁蘭を失ったのは大きな痛手である。
だが、これでテロは終わりでは無い。
覆面のアナウンサーM28号の、海賊放送での発言である。
『もし万一、我々の部隊が壊滅しても、同等の兵力が、次のテロを敢行します』
この言葉通り、組織は次のテロリストを養成し、次のテロの準備にかかるのである。
そして組織のテロ部隊が、これだけの大打撃を受けても、N40号の、本筋の作戦は、何の影響も無く順調に進んで行く。
他に殉職した香取少佐は大佐に、他の十七名も二階級特進し、大尉に昇進した。
八木真佐子は、身体を大きく損傷して、女として絶望的な傷を負ったが、第二日本帝國に留まる事にした。
第十一章 並木会長暗殺計画 完
女衒の國プレゼント
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