SMランド
【SadoのSM小説】
第十二章
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
新たなる帝國主義
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翌日は大木中尉も、南少尉同様、拷問は無しで実験のみ行われた。
一夜開けると、昨日アクメの限りを晒した大木中尉だが、翌日は、また頑なに意地を通そうとする。
確かに日が変われば、僅かに抑えが利く。だが、まったく無駄な努力である。
昨日一日で、大木中尉の女は、一気に開発されてしまった。
またたく間に、女の部分は濡れまくり、痙攣も始まる。
「何時まで、無駄な意地を張るの。日本の悦びを封印された女みたいね」
真紀子が横から詰る。
大木中尉の表情は、瀕死に歓喜を抑えている。眉間に皺は固まっている。ただ、声と、イってしまうのを抑えているだけである。
「これじゃ。・・淫乱に・・なって・・あうう・・」
「馬鹿ね。いくらイっても女は淫乱になんか成らないわ」
その間も、大木中尉の表情は、必死に固まっている。
津島は、上の男の動きを止める。中で強くいきませる。
大木中尉の固まった表情が、スッと緩んで行く。
次の瞬間、大木中尉は悔しさに、ベッドマットを掴み、歯軋りする。
「こうなったら私なら、何時殺されるか解らないのに、イクだけイクわ」
「これは、強姦なのですよ」
大木中尉は涙を流している。
「相手が誰でも、何でも、イって女は正常なのよ。男は女が良くないと発情しないけど」
「そんな」
「私もこの人たちに、満足させてもらっているわ」
「それとは、・・それに何人も寄って集って」
「男は、多くの女を欲しがるわ。でも同時には一人でいいのよ。女は本当に満足の奥を極めたければ、男は同時に複数必要なのよ」
「・・・・・・」
さすがに大木中尉も、日本民族だが、日本国民とは違う。真紀子が自分に何か言いたい事は、やや憶測がついた。
「今この人たちは、自分の満足は考えてないわ。私のときも同じよ。私を満足させる事に最大努力してくれているわ」
津島のこれまでの動きを見ていて、大木中尉にも理解できないまでも、何となく真紀子の言う事は感じ取れる。
「お金は払わないけど、お返しに一人ずつお相手はしているわ。そっちでも半分くらい満足するから、私が四分の三満足しているわ」
津島らは、大木中尉の戒めを解いてやる。そして自分らは服を着ける。
考えてみれば、あすか女王も、故下田中将も同じ様なものである。
「何の為に私たちにやるのですか」
大木中尉は、ベッドの上で居住まいを正して、座る。
「実験よ。日本経済侵略の」
「実験」
大木中尉には、何のことだか理解が行かない。
「女性を対象にした風俗経営をやって居るわ。その実験よ。頑なに閉ざした女を、悦びの極致に導く事よ」
「あんなのSEX依存症になります」
大木中尉らしくない。情けない顔である。
「馬鹿ね。女はいくら良くなっても、狂ったりしないわ。散々悦んでも、私は亜細亜経済侵略に、三川典子と徹底抗戦しているわ」
真紀子は、大木中尉の座ったベッドの角に、腰掛ける。
「それに、テロの後押しは必要なのですか」
「まったく必要無いわ」
「では何故」
「安形も私もテロには反対よ。テロ無しで、充分経済侵略は可能よ」
「仁川主席の意志だからですか」
「仁川は、半々。促進しているのは湯野中ね」
「湯野中第一副主席ですか」
「そして、N78号に感化されたその娘よ」
「では、何故私たちを、日本海封鎖解除の交換条件にするのですか」
「まあ、江崎先生には、見当がついているでしょうね。安形派が江崎先生に近付く手土産よ」
「経済侵略が目的なら、何故、たくさんの犠牲を出すテロを止めさせないのですか」
「たくさんの犠牲を出すテロ。ふーーん」
真紀子の目が、底光りを宿した怒りに輝く。
「国民党の愚策は、たくさんの自殺者を出さないの」
真紀子の形相は、強い怒りから、抗議の構えである。
「それは」
「どうせ、江崎先生の仰る通り、経済的瓦礫の山にまっしぐらでしょう。テロの被害者と、自殺者のどっちが多いのよ」
「それは、自殺者が去年の倍ですね」
「テロの被害者と、増えた分だけの自殺者を比較して。自殺者の二分の一と比較しても自殺者が圧倒的に多いわね」
「その通りです」
それは帝國とて同じ考えである。
あすか女王が言っていた。『私はどんなに汚い金が流れて、虚飾に舞う人が多くても、生活苦から殺人を犯すような、追い詰められた人のいない国を創りたい』
「テロは、風俗売春を抑圧する権力を制御する為よ。民自党の大泉、国民党の大澤。政権欲しさに、票の確保に、フェミニストとマスコミの意見を取り入れては、実質、景気をを後退させる。これが民主主義の末路よ」
「確かに、政権交代の前から解っていた事ですね」
大木中尉はやっと相槌を返す。
「実質何の効果もない。官僚は屁でもないと思っている事業仕分。それも、テロも、同じパフォーマンスと私は言ったのよ」
「はい」
一言、相槌を返したものの、大木中尉にはついて行くのがやっとである。
「本当に、十二兆の無駄を省く意志ならば、独立行政法人を全廃して、天下りを無くすしかないわ。天下りを禁止しても駄目よ。天下りが意味を成さない社会体制に改革しなければ」
「ならば、どうすれば日本は良くなるのですか」
「貴方は日本国民。それとも帝國の人。日本が良くなる必要なんかまったくないわ。帝國か娼国に追従した人達が、その恩恵で少しずつ良くなればいいのよ」
「娼国だけで、押えたいのではないですか」
「仁川も、安形も、江崎先生と根本的に争う意志はありません」
「・・・・」
「湯野中は違うけど、仁川は既に高齢です。安形次席が主席になることは決まっています。湯野中も一緒に引退します。事業は娘が引き継ぎます」
「M40号が、テロを引き継ぐのではないですか」
「あの馬鹿娘一人で、そこまでは。むしろ三河典子の方が問題よ」
真紀子の言い方は、内部の亀裂を剥き出しである。
「三河会長代行が何故」
「所詮、江崎先生の掌で踊るしか能が無いくせに、フェミニストと同じ事をやる」
「でも、納見宰相だけでは、細かい事業の展開迄は手が回りません。三河会長代行がきめ細かくやっています」
「それがうざいのよ。私と江崎先生が組めばもっと合理的に、かつきめ細かく出来るわ」
「三河会長代行は江崎先生に忠実です。何処がいけないのですか」
「あの女のやることはフェミニストと同じよ。政治家が政権欲しさに、清く見える政策を取るから、経済が腐る。でもその根本にフェミニズムがあり、マスコミがそれを擁護するからよ。フェミニズムを根本的に叩き潰して、経済本意の社会を創らなければ、国も人も富まないわ」
「でも江崎は、それを承知でコントロールしていると思います」
「どうであれ、私は、フェミニストは叩き潰す。私が娼館島に渡って、ハードコンパニオンまで落ちたのはフェミニストたちの理想政策のせいよ」
大木中尉には、それ以上何も言えなかった。
南少尉と八木少尉が連れてこられた。両名とも全裸で、丸坊主。更に剃毛されている。
「もうじきお迎えが来るわ。江崎先生とは話しが付きました。あなた達の艇は、二艇とももう使えないのよ。若い将校が二人迎えに来るわ。貴方も、丸坊主にして、剃毛したかったけど、蛇拷問に耐えたから許してあげる」
「このまま、裸で帰るのですか」
大木中尉は再び情けない表情になる。
「そうよ。昔、蜀の宰相諸葛孔明と司馬忠達が陣比べをして、八甲の陣を敗れなかった武将たちを、裸にして帰したのと同じ洒落よ。ついでに同性でも若い子は恥かしいでしょう」
「そうです」
大木中尉は困った表情である。
「お財布だけお返しするわ。あとは御國に送ってあげる」
「はい」
なんとも言えない表情である。
「ところで、江崎先生に抱いてもらった」
大木中尉は、また、困った目で真紀子を見返す。
「ええ」
「そう良かったわね。私も抱いて欲しいって、伝えて下さる」
大木中尉は、唖然とした表情である。
「はい」
そう答えるしかない。
回転915で、竹内由柄少尉と新任の准尉、その二名で迎えに来た。
艇内を、調べられ、中からバスロープが押収された。
返還条件は、二名とも聞かされていたので、目を合わさず三名を艇内に案内する。
熊本の工事現場で、ハッチから衣類を投げ込んでもらうまで、全裸で戻って来た。とくに南少尉と八木少尉は、一糸一毛纏わぬ全裸である。
帝國に戻り、報告を済ませて、大木中尉は大尉に、南少尉と八木少尉も中尉に昇進した。
SMランド第十二章 新たなる帝國主義 完
第十三章 日本絨毯爆撃に続く。
M女からSadoに質問
女衒の國プレゼント
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