SMランド
【SadoのSM小説】
第十三章

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

日本絨毯爆撃


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 二〇一○年五月小満上元
 娼国がR国から独立して、早一年になる。第二日本帝國は建国九年目を迎える。
 世界の経済情勢は大きく塗り替えられつつあった。
 どちらの国も、日本円で一京以上の金が動く。
 亜細亜経済侵略は、この両国で競って行われた。
 日本の、政治混乱による経済的衰退。
 国民を騙すのが上手かったのが、民自党の大泉である。だが、理想を掲げても経済は解らなかった。そして役人がもう一つ利巧であった。
 国民党の大澤は、選挙戦略が上手かっただけである。マニュフェストは総て裏目に出るか、履行不可能となった。
 だが、大澤の戦略で、参院選はまだ何とか成るかもしれない。幹事長を辞任しても何も変わらない。
 何時も馬鹿な国民が、振り回されて、その都度日本経済は落ちてゆく。
 これが民主主義の末路である。
 これに付け込んで、第二日本帝國は、ニュータウンを進出させた。新たなる帝國主義の侵略である。
 どちらも、国家の主力は、元は日本民族である。

 R国の、海沿いに造られたテロ組織の基地である。
 M40号らは、中国から此処に移動した。
 故下田中将らが乗り込んで、八木真佐子警部補を救出した基地である。
 湯野中第一副主席の都合で、中国から移動する事になった。
 海賊放送が再会された。大木大尉らの返還を条件に、第二日本帝國の潜水艦隊と、第二艦隊の日本海海中封鎖が解かれたからである。
 大型モニターには、女が縛られて吊るされている。
 空中に躰を横にして、頭の方がやや高い。胸部を固めた縄と、膝から折り曲げた脚首を縛った縄二本。その三本で吊るされている。
 やや開いた股間から棒が突き出ている。そして、口から槍の先が突き出している。
 アナルか、女陰から槍を突き刺し、口から突き抜けている状態である。
 女はまったく動かない。眼も閉じている。
 被虐者は、昭和の猟奇事件、梅川事件を真似た仙石直人が、パチンコ攻略法販売会社アンビションから、連れ去った社長秘書の広末玲子である。
 これまでの嗜好とは違うが、一目見ただけで、一般大衆は凍りつく場面である。
 だが、次の瞬間。M40号と、仙石直人が画面に登場する。
 M40号が口から、仙石直人が股間から、同時に槍を引き抜く。
 口の槍は、口内から出てきた部分は、胃カメラの様にフレキシブル状に成っている。女陰から抜かれた部分は、長めの擬似男根である。
 口からは多量の唾液が、女陰からは体液が飛び散る。
 スタッフが、吊るしを床に下ろし、人工呼吸を始める。
 こけ嚇しだが、手の込んだやり方である。
 これまでに二人殺している。残る人質は四人である。こけ嚇しの後は、広末秘書の強姦シーンが延々と放映された。
 娼国か、シカゴのサイトから、ダウンロードする無修正AVと何ら変わらない。
 戦術ダウンには理由があった。
 M40号が突然中止を宣言した。
 「N40号からの司令です。娼国は近々分裂します。N40号はその準備行動に動いています」
 M40号が話している相手は、仙石直人の他、テロ組織の面々である。
 M18号を除いて、全員集まっている。
 M40号湯野中瑞江は、N40号湯野中匡史の娘である。
 「娼国に潜入した日本のスパイを確保しました。日本のスパイを拷問するのは、M91号にお任せいたします。今後のテロ作戦の継続もM91号の指揮で行って頂きます」
 湯野中匡史の代理人として、M40号が状況を説明する。
 「各チーフは担当の基地に戻って領域を護持してください。M4号は中国を副官に任せて、M18号が北嶋派に寝返ったので、東京の組織基盤の護持に向かってください」
 二人のスパイが運ばれてくる。M40はR国北部に向かった。
 両名は縛って棺に入れられ、病院出しの霊柩車で運ばれて来た。
 どう見ても、婦人警官とは思えない二人である。日本の警察官職員名簿にも見当たらない。
 M91号は、部下に拷問を任せて、次のテロ作戦の企画会議に入った。
 二人の内、一人を拷問に掛ける。
 縛って、布に包まれて運ばれて来た。縄を解くと、布は汗に塗れている。臭い汗ではない。生の女の香りがほんのりとする。
 下の毛も濡れてドテに貼り付いている。
 身長百六十五くらい。長身でモデルのようにスマートな女である。表情は柔らかく、婦警のような気丈さは感じられない。
 乱れた髪をほぐしてやると、美形の顔が蘇って来る。
 縛り直す前に躰の汗を拭く。乳房は壊れそうに柔らかい。全身の皮膚も白くきめ細かい。
 女の部分の、綺麗な縦筋を割って、中を広げて拭く。
 広げたビラビラの縁はドドメ色である。中央部まで赤紫色で、そこは液で濡れている。
 ここまでされても、強く抵抗はしない。成されるがまま、男性隊員の手を受け容れている。
 「何処から来た」
 「娼国の、コンパニオンの寮」
 全裸で、隊員六名が見ている。あまり羞恥心は感じられない。
 「その前は何処から来た」
 「日本」
 「日本の何処だ」
 尋問する隊員は、この部隊の主力ではない。M91号は既に手を抜いている。他の問題が関心事なのである。
 「浅草、台東区寿三丁目」
 「そこで何をしていた」
 「占い師」
 「占い師だと。ふざけやがって。占い師が何で娼国に出稼ぎするんだ。ましてスーパーコンパニオンの」
 「金に決まってんだろ」
 「占い師が、行き成りスーパーコンパニオンやるのか」
 隊員はいきりたっている。
 「もともと、SM嗜好の、叔父様に飼われていたから」
 女の躰を目で舐めまわす。
 「こいつら、どこから斡旋されている」
 部下なのか、横の隊員に確認する。
 「杉本金融」
 部下がPCを調べて回答する。
 「バンスは」
 「一千万」
 「焦ているのか」
 「借りたまま、即日だ。帝國の巽経由で、R国国際空港に着いている」
 「おまえ、金は何に使った」
 「マンションの購入費よ」
 「何で、杉本金融から借りた」
 「娼国で、スーパーコンパニオンやれば、金利が手数料だけだからよ」
 「約一年やったら、あと一千万もらえるか」
 娼国にからゆきさんする状況は不自然でない。
 「そうよ。そしてマンションは永久に自分の物よ」
 「何で、娼国の状況をメールで送った」
 「昔、お世話になっていた親父に、娼国について聞かれたからよ」
 「何で、送ったメールをご丁寧に上書きして消した」
 「そうやれって教わったの。占い師の先生に」
 占い師は本当である。だが、それが第二日本帝國の国賓江崎とは言わなかった。
 「何処までもとぼけるか、俺たちは警察じゃないんだ。みんなで姦すぞ」
 「いいよ。やっても」
 居直ったり、開き直った言い方ではない。本当にやって良いと言っているのである。
 「なんだと」
 隊員は、はとが豆鉄砲喰らった状態である。
 「それなら、姦すんじゃなくて、五人いっぺんにやってよ」
 女はけろりと言う。
 「名前は」
 「松本鮎美」
 資料では三十一歳。終わりつつある色香だが、スタイルは申し分ない。
 日本のテレビ通販で、尿漏れパンツのモデルをやっている女性とよく似ている。
 「やっちまえ」
 「無駄だよ。こいつはハッタリじゃない。こいつがめちゃめちゃにイって、俺たちがへとへとになるだけだ」
 「なんでよ。あなた方も愉しめるじゃない」
 「ふん。その手は喰わん」
 隊員は携帯でM91号に相談する。
 「無駄なようだが、放置にしろ。仰向けに宙吊りにして、股間にマスタードを塗りこめ」
 一時間も放置した。
 縛られて、動けない状態で、痒みは究極に辛い。
 松本鮎美は、呻き声を漏らし続け、時々人を呼ぶように叫ぶ。
 股間からは、体液が流れ出ている。顔は苦痛に歪み、涙を流している。
 スレンダーで綺麗な躰を、悶え、捩じらす様は実に官能的である。
 「みんな喋ったよー。早く入れてよー」
 女は辛そうである。良く堪えているとも言える。だが、拷問され耐え続けるプライドの高い女の、気丈さは欠片も無い。
 「早く。いれてよー。痒いよ〜」
 ポロポロ涙を溢す。
 「希望者は、やってやれ」
 M91号は、スパイとは到底思えないと判断してしまった。
 M91号には、第二日本帝國の情報が薄かった。それが判断ミスをしてしまったのである。
 第二日本帝國の隊員名簿にもこの二人は無かった。
 「一人じゃ駄目だよ。前も後も、口も入れて」
 松本鮎美は、吊るしから下ろされ、縄を解かれると、隊員のズボンを脱がし、自分から被さってしまう。
 「一人、ワセリン塗って、後からやって」
 痒みから逃れようと、恥も外聞もない振舞いをするのか、要領よく動いているのか判断しかねる場面である。
 「いかん。道具を使え。電マとか、ドリルバイブだ。そっちは素人じゃないんだ」
 娼国では、日本と違ってスーパーコンパニオンは、性交まで行う。
 M91号は、これじゃ人質にもならないなと、ぼやいて一度立ち去る。
 だが、もう一人居た事を思い出す。とりあえずあと四名派遣する。
 「とにかく痛みを与えて聞き出せ。もしスパイでなかったら、娼国のスーパーコンパニオンは既に津島の管理下だ。躰に傷は付けないよう注意しろ」
 拉致した女ではない。娼国に出稼ぎに来たのである。テロと同じ取り扱いは出来ない。
 奥から既に松本鮎美の轟音のような声が聞こえる。
 「あああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一人の女も躰は申し分ない。
 松本鮎美が、長身でスレンダーなのに対して、百七十近い身長だが、乳房は丸く大きい。太腿にもボリュームがある。
 細身ではないが、バランスが良く、ダイナマイトなボディ等という言葉が有ったが、そのままである。
 両手を広げて、竹竿に縛り付け、天井のフックから引っ張る。
 一通りの質問の答えは、松本鮎美と変わらない。
 「名前は」
 「小林恵美子」
 乳首の根元に注射針を通す。
 「あああーーーーーーーーーーーーん」
 乳首は赤く、乳輪は二センチくらいで小さいが、突起はくっきり円筒形に突き出している。
 注射針は、乳輪の下を通して横に突き抜けている。
 スタンガンを取り出す。
 電極を注射針に当てる。
 「あがあーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林恵美子の顔は一気に軋む。強烈な悲鳴である。
 「いやあーーーーーーーー。痛いのいやーーーーーーー」
 大きなくりっとした目を、縦に細めて、嫌々をする。
 反対側の乳房にも、注射針を刺す。
 「あわあーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーん」
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